22 November 2014

せっけん作り - ジェル化とは -

= ジェル化とは =
コールドプロセス製法では、型にせっけん液を流した後も鹸化がすすみ反応熱で高温が保たれます。この際、せっけ ん液が中心部から四隅に向けてやや透明がかった状態になっていきます。これがジェル化と呼ばれるもので、せっけん作りの工程では自然な現象です。型ごとタ オルなどで保温をすると、せっけん液全体の温度が高く保たれるので均一にジェル化がすすみます。
Soap in Gel Phase
 写真はジェル化の途中、四隅にまで進んでいない状態です。

型 に入れっぱなしで保温をしないと、せっけんの中心部だけ温度があがりジェル化することがあります。そうすると出来上がりのせっけんを切り分けたときに中心 部だけせっけんの色合いがやや濃いせっけんとなります。せっけんとしての使い心地や効果には何の問題もありません。見た目だけの問題なので、きれいなマー ブルや柄を入れる場合は保温状態にも気をつけるといいのではないでしょうか。

ジェル化させないためには、せっけん液 の温度をできるだけ下げ(室温~30℃程度)型に流してからも冷蔵庫にいれて冷やしておきます(24~48時間)。冷蔵庫からだしてさらに1~2日おいて から型だしです。時間がかかりますが、マットで明るい色合いのせっけんになります。ミルクを多く使ったレシピではせっけん液の温度がかなり上がるようなの で温度を低く保つように作業すると白いせっけんができます。ジェル化すると茶色みがかった色のせっけんになります。


ジェル化すると
  • 鹸化が早く進み、型だしまで24時間かからない
  • 型だしの時点でアルカリ度が8~9程度までさがっている
  • やや深い色合いのせっけんになる

ジェル化させないと
  • 鹸化と熟成に時間がかかる
  • ソーダ灰がせっけんの表面につく
  • 型だしの時点でアルカリ度がやや高い(10程度)
  • マットな、より白っぽい色合いのせっけんになる

自 然にジェル化するほうがせっけん作りにおけるメリットは多いですが、ジェル化させたくない場合はレシピの水の量をやや増やしせっけん液の温度を低くたもつ (35~40℃)のがコツです。型入れ後は冷蔵庫に入れ、固まったら型だし、切り分けとなります。トレースまでの時間も長くなるので、じっくり時間をかけ なければジェル化しないせっけん作りはできないんですね。


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